今回当院では、最近のクリニックで主流のCR（コンピューテッドラジオグラフィー）ではなく、さらに進んだDRシステム（デジタルラジオグラフィー）を導入しました。

当院のＸ線レントゲンシステム（AeroDR1417）で撮影された画像は、撮影後数秒で診察室にて確認出来ます。

近年主流のCRに比べ約半分のX線照射量でも高画質の診断画像を得られ、患者への被曝リスクを低減することができます。

今回導入した、エコーは東芝社のAplio300という機種です。新画像エンジン（High Density Beamｆorming）を採用。これまでのXarioシリーズに比べ、高画質の画像が得られ、正確な診断が可能になります。

超音波を用いて、心臓、腹部、頸動脈、甲状腺等、全身の臓器に検査が可能な診断装置です。

超音波を使う装置で、レントゲンのような被爆の心配はなく、痛みもなく約10分間寝ているだけで検査は終了します。

血圧脈波検査では、両手、両足首の4箇所に血圧計を巻き、同時に手足の血圧を測定します。約2～3分間の測定で終了です。

心臓から押し出された血液が、手や足に届くまでの速度（脈波伝搬速度）を測定し。血管が硬い（動脈硬化が強い）ほど、その速度が速くなることを利用し、患者様の血管年齢を測定します。

足首と上腕の血圧の比を測定することによって、足の動脈が細くなったり、詰まったりする、閉塞性動脈硬化症の診断に力を発揮します。

外来受診時の安静時心電図に異常がないからといって、心臓に異常がないとは決して断言できません。

心電図変化は、患者様の症状がある時にしか現れないことも多く、加えて異型狭心症や、ある種の不整脈は夜間に好発します。

この検査では、仕事中、運動中、睡眠中、通勤中など24時間全ての心電図を記録解析し、日常生活の様々な状況における心電図異常を見つけ出します。

正確な循環器疾患の心電図診断が可能になります。

労作性狭心症は、通常の心電図（安静時心電図）では診断出来ません。心臓に負荷がかかった時にしか心電図に変化が現れないからです。エルゴメータ（自転車）を心電図と血圧計を付けた状態で漕いでいただきます。安静時の心電図では分からない労作性狭心症などの虚血性心疾患の確定診断や不整脈の発見に有用です。

睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome：SAS）では、睡眠中に呼吸が止まったり（無呼吸）、呼吸が弱くなった状態（低呼吸）が起こります。

近年、高血圧や心臓病、糖尿病などの生活習慣病とSASとの因果関係が明らかにされています。早朝高血圧や血圧の薬が効きにくい、糖尿病のコントロールが上手くいかない患者様は是非、睡眠時無呼吸症候群の可能性を考えて検査を受けて下さい。

終夜睡眠ポリグラフという検査機器を患者さんにお渡しし、ご自宅で装着・検査を行います。入院せずに検査が可能です。

呼吸機能検査は、電子スパイロメーターを用いて努力性肺活量や一回換気量、１秒率などを測定し、呼吸機能の異常を発見・確認します。

呼吸器疾患の診断に有用です。

当院には、3台の心電図装置を導入しています。

心電図は循環器疾患の診断の最初に行われる基本検査です。

非常に微細な心臓の電気的活動の記録であるため、その解析、読影には専門的な知識が必要となります。又、循環器疾患の治療薬投与の効果、副作用の判定などに大切な検査です。

循環器専門医として確実な心電図診断を行います。

受付から会計までの情報をネットワークで繋ぐことにより、患者さま・ドクター・スタッフそれぞれの動線を大幅に効率化。

情報が一元化されます。患者様の待ち時間短縮が可能になります。

ハートスタートMRxは、既存の半自動除細動器の機能に患者モニタ機能をプラスした、モニター付除細動器です。救急時に最適なモニタ兼除細動器です。